技術メモ兼ADHD闘病記

自分がハッカソンなど参加した参加録とか技術を公開していきます。最近はガジェット系やアスリートやアマチュアドライバーやプロドライバーのことも書いています。今後はADHDの闘病記録も書いていきたいと思います。

B型肝炎について書いてみました。

ども、hiro_matsunoです。

自分のもう一つ抱えている病気について書こうと思います。
この病気とは生まれながらにしてかかっておりちゃんとした理解が必要になる病気なのでこの際はっきり明確に伝えたいと思います。
実は年一回から二回このようなお話をブログやnoteに患者目線で書かせていただいてます。
その度に認識が広がっており多くの自分と同じ病気の人たちに勇気を与えたいと思って書かせていただいてます。

俺が罹っている病気は慢性B型肝炎です。
母親は俺が16歳の時に慢性B型肝炎悪化に伴う肝ガンに伴う転移性肺ガンにて亡くしております。
実は生まれながらに俺自身がB型肝炎無症性キャリアでした。
このことを自分で認識したのは17歳時に献血ボランティアさせていただいた時に献血に参加した時に献血センタからの結果報告にて認識しました。
親と姉はそれ以前に受けた家族一斉B型肝炎抗体抗原検査にて俺と姉はB型肝炎無症性キャリア、兄が慢性化の兆候があると言うことが認識していた様です。

B型肝炎になるリスクは
・予防接種の針の回し打ち
・医療関係者の針刺事故
・刺青やタトゥーを入れたことによる感染
・性的感染
・母親を起点にした垂直感染
があります。

ここで一つ皆さんが気にしなくてはいけない部分があります。
性感染症としての肝炎としてB型肝炎は認識されている人がいますが必ずしも性的感染ではない患者が多いのです。
自分のように母親が予防接種の針の回し打ちでのB型肝炎発症というケースも非常に多いのです。
俺の場合は母親が発症したため全員検査を行い見つけ出すことができたケースも多いってことも認識しておかねばならないってことです。
いまだに実は医療関係者の血液検査時の針刺事故に関しては減ってはいません。
かっこつけのタトゥーを入れる人間は未だ減らずどこにでもB型肝炎患者に接触する機会は増えています。

検査方法は
B型肝炎抗原抗体検査
献血時の血液検査
・健康診断
・人間ドック
性感染症検査
があります。

今は実は健康診断にて会社から知らされるケースが増えています。
と言うのは実はB型肝炎抗原抗体検査が会社の健康診断の中に組み込まれておりそこから発症や無症性キャリアがわかるケースが多くなっています。
基礎疾患の中にも実はB型肝炎が入っており健康診断の組み込みが多くなってきているのが今の状況が早く知ることにつながっています。
自分のように献血を受けた時にわかるケースも多いです。
献血の場合はB型肝炎抗原抗体とHIV抗原抗体検査が同時に行われているため今は献血の血液が一番安全性が保たれています。
人間ドックは当たり前のようにB型肝炎抗原抗体検査が組み込まれています。
一番知っておかねばならない性感染症検査は血液検査内にB型肝炎抗原抗体検査が組み込まれています。
このことでお分かりになる方も多いでしょうけど知らないうちに検査されているケースも多いです。
会社の健康診断や人間ドックにて血液検査の試験管が3本以上の場合はほぼB型肝炎抗原抗体検査をしていると分かります。
B型肝炎抗原抗体検査は血液検査で行うため試験管が増えていると考えていただくと良いかと思います。
ちなみに生化学検査のみの場合は試験管1本で検査できます。
単独で受けることも可能で自分の場合はアトピーの治療時に無症性キャリアであることを皮膚科の医師に相談して一年に一度定期的にB型肝炎抗原抗体検査を組み込んでもらってました。

治療方法
インターフェロン
・ペクイントロン
・拡散アナログ製剤治療
 ○ラミブジン
 ○アデフォビル
 ○エンテカビル(バラクルード)
 ○テニホビル(テノゼット・ベムリティ・テルビブジン・クレブジン)
があります。

俺の兄ですが実はインターフェロンの治験に当時最年少患者として参加していました。
治療は俺も立ち会う結果となったのですが当時の兄は結構身体もだるく熱も四十度前後の発熱を伴っていました。
兄はものすごい勉強家で高校も当時の岐阜県西濃地区の名門校である大垣北高校に通っていました。
俺はと言うと数学で落ちこぼれ実は言うと当時の劣等高岐阜第一高校にいました。
いつも兄を起こす毎日が続きそこまで勉強しないといけないのかと思っている自分が常にいたことを覚えています。
俺自身も36歳に時にバラクルード服用に伴う拡散アナログ製剤治療を始め当時の兄の辛さを肌身に感じて治療していました。
実は一般職に一旦転職した訳は治療を優先したかった事とweb技術に進歩が著しく早く燃え尽きてしまったからです。

治療時に起きる副作用
・胃と腸の機能不全
高脂血症
・IgGの上昇
・ALT・AST・γ-GPTの上昇
咽頭炎
膵臓転移性糖尿病
以上です。

実はこれらは俺自身が実際に起きた副作用に全てに該当しています。
高脂血症を患った時には一時期LDLコレステロール実は291もあったことがあります。
完全的な致命傷に近い数値でした。
LH比は5:1ぐらいに相当していたと思います。
咽頭炎は声が出にくくなり発熱も起きる症状が定期的に起こっています。
IgG上昇についてはALT・AST・γ-GPT上昇に比例して起きてました。
最終的な副作用は膵臓転移性糖尿病です。
これについては3年前に境界型糖尿病になっておりこのことが発覚しました。
現在は食生活改善しようとしていますがインスタントラーメンが大好きなのでトホホって感じですね。
糖分は最近飴で取るようにしています。

今後はバラクルードを継続使用しながらの治療になる予定です。
実は2年前にセロコンバージョンの診察を受けていますので経過観察を兼ねた検査スケジュールになっています。
長期というよりは一生飲み続けないといけないので今後も大変な毎日を過ごすことになるかと思います。
医師の言いつけを一部破っています。
それはバラクルードを本当は朝食二時間後に服用となってますが悪化の一途を辿ったためこっそり夜中(朝方)に服用にこっそり変更しました。
これが案外良かったような気がします。
通常通りに生活を保つことができましたので親たちも犠牲にすることなく平気で試食ができるんですからね。


定期的にできる検査は
・エコー検査
・血液検査(試験管6本から7本)
・造影剤を利用したMRI検査
ですね。

エコー検査とMRI検査は年一回行っています。
血液検査は毎診察日ごとに検査受けてます。
これが今の所の俺自身の状況です。
これを毎年続けていくような状況です。

周りの人に気を付けてもらわねばいけないことがあります。
ちなみに無症性キャリア時代から彼女ができた時に必ずB型肝炎ワクチンを接種をして欲しいと伝える。
これを忘れてはいけません。
相方を大切にすることこれが男性のB型肝炎患者には重要になります。
相方を思いやる行動こそが非常に愛し合う上で重要になります。
抗体を作っておけばお互いに安心ができより良い性生活が出来る上で重要なことになります。
己の病気を理由に煩わしいことにはなりますがこれを伝えると言うのが億劫になってしまい彼女自体を作らない生活をしてしまってます。

あと言えるのは
・嘔吐物には手を出させない
(対応する場合は出血同様ラテックス手袋を二重にしてもらい対応が必要)
・出血時は自分で対応できない時はラテックス手袋を二重にして対応してもらう
ですね。
周りに迷惑かけてもいけません。
ちゃんと周りに自分に治療状態を逐一伝えることこれが重要です。

唾液接触ではB型肝炎は感染しません。
これ間違えて理解している人多いです。
唾液感染はしません。
唾液には感染を抑える効果があります。

以上になります。

 

大変なこと書いてますが良識的な人を増やすために自分から課しています。
皆さんが良識人になることでB型肝炎患者が住み良い世界を作っていくことも自分の課題だなと思い毎年このような啓発を一回から二回ブログやnoteに書かせていただくことにより皆さんがより良く生活が出来ることが自分にとっての使命だと思っています。

hiro_matsunoでした。

では。