技術メモ兼ADHD闘病記

自分がハッカソンなど参加した参加録とか技術を公開していきます。最近はガジェット系やアスリートやアマチュアドライバーやプロドライバーのことも書いています。今後はADHDの闘病記録も書いていきたいと思います。

可夢偉よくやった。タブレットで見るルマン観戦記。

ども、hiro_matsunoです。

久方ぶりにMacBookAirから書いています。
ことえり使いにくい。
Google日本語入力に変更したいですね。
入れてあるんで。

なかなかニュースに出てきませんが。
昨日凄いことが起きています。
これってめったに無いことです。
それはルマン24時間初種目完全制覇をToyota Gazoo Racingが成し遂げてくれました。
今回オンボード映像がYouTube-Toyota Gazoo Racingチャンネルで配信してくれてました。
その動画を生で見ながら思ったことがいっぱいありました。
7号車はトップを走っていたのであまり取り上げられることが少なかったです。
ここで凄いことは多く起きていたんです。
小林可夢偉を皆さんは話しやすいドライバとして感じてませんか?
可夢偉って昔から知ってますがかなりの蹴落としを先輩ドライバをしてきたことでも有名です。
その中で犠牲にあった有名ドライバがいます。
平手晃平です。
今は日産で輝いていますが彼こそ中嶋一貴と同格のトヨタの育成ドライバだったんです。
平手晃平小林可夢偉に嫉妬を抱き陥ってしまったドライバなのです。
小林可夢偉はなぜF1に行けたのかというとトヨタF1の開発ドライバを担うまで成長してしまったのです。
その後はみんなのよく知る可夢偉なのですがヨーロッパF3の時代に平手晃平と争いが勃発しているのです。
小林可夢偉平手晃平も負けず嫌いでF3の戦績はほぼ同等なのですがプレマにいた時代に争う形になってしまったのです。
しかも中嶋一貴には先越されウィリアムズに乗るという権利が取られてしまっていたので晃平は一つの開発ドライバのシートを可夢偉と争う事になっています。
その時の因縁ってものが今でもあるのです。

このことはここまでにしておいて本来のことについて書いていこうと思います。
俺も実は今年のルマンがずれ込んでいることはキャッチしていたんですが、まさかのこの夏場にやるなんて思ってませんでした。
去年みたいに11月ぐらいかなと思ってました。

まさかね。
なぜわかったかと言うと偶然にもToyota Gazoo RacingYoutubeチャンネルを登録していたんです。
8/21の22:30にオンボード生配信することをキャッチできたので23:00から8/22 1:00まで観戦していました。
まさかの8号車脱落。
これで見るのがみんな一緒くたに7号車のオンボードに行ったわけです。
最初は追いついて8号車が7号車抜くんじゃねというのが大半の見方でした。
8号車の脱落ぶりが並大抵ことじゃないということがわかったのがスタート10分後でした。
総合58位といえばほぼ最後尾ということになります。
そこから1時間半で当初の位置2位まで戻ってくるのですが。
7号車も実はパンクに悩まされていたのです。
ほぼ計算通りボックスイン前ギリギリでパンクしたため車体を壊すことなく済んでいたのです。
これはTGRの計算勝ちです。

昨日の6時から再び観戦再開しました。
その後可夢偉は異端の行動します。
チームのメンバーを休ませるために3スティントを直訴するのです。
最初はチーム首脳陣は困惑していたと思うのですが可夢偉の意図を汲み実行に移しました。
その後は知っての通り可夢偉は最後にブレーキの不具合でスピンするのですが。
オンボードの画像を見て相当疲れていたんだなと思わせる行動をしているんです。
カメラを見ながら集中が切れていたのは明らかでした。
ですが、チームの一員として仕事をきっちりやり通したのです。
それを見たマリア・ロペスが続けざまに3スティント行くという決心はあの時点でついていたんだと思います。
コンウェイは最終スティント前に3スティントを実施していました。
可夢偉に楽させてあげたかったんでしょうね。
それ以降はチームの動きとしては完璧で安心して見れました。

8号車といえば最初の追突で壊れた部分が影響してストップしたり電気系統のハードリセットをしたりでバタバタでしたがゴール4時間前に復調したりしなかったりでかなり危ぶまれました。
けれどリカバーするドライバ陣がいたのが救いでした。
『2016年のルマン長過ぎた最後の一周』の一件で有名になった中嶋一貴のチームだったんです。
こういった対応については彼らにとってはお手の物だったのです。
なぜなら2016年のルマン以降ドライバでも修理ができる訓練をしようと言い始めたのは中嶋一貴その人だったんですから。
8号車チームは2018年から2020年までルマンの総合優勝チームです。
7号車チームと言うと最速ドライバチームでいつも不具合を抱えてるチームでもありました。
今回はこの状態が逆転し8号車チームは常に問題を抱え7号車チームは安定的盤石のチームになってました。

それでも気になってしまい実はMacBookAirで裏あいちゃんねるを見ながらiPadとテレビでルマンのオンボード生配信を見ていました。
それはなにか起きてしまわないか気がきでならない状態だったからです。
7号車チームはいつも最後の最後になにか仕掛けられるという怖さがあったんです。
亜衣ちゃんごめんなさい。
俺はいつものルマンの状況が7号車チームになにか起きないか心配だったんです。
この心配事が完全的に払拭できたのは21:00でゴール2時間前です。
フィニッシュドライバは8号車中嶋一貴・7号車小林可夢偉です。
仲の悪そうだと思う人は多いんですがWECチームが組まれたあとは悪態はつくんですがそれほどでもなかったです。
最後2周は事実上のパレードランでした。
しかも中嶋一貴小林可夢偉をピットで待っていたんです。
これって凄いことなんです。
チーム間の仲の良いチームってなかなかないのです。
TGRが一団となったのはゴール前1時間前だと思います。
多分これは一貴が提案したんだろうと思います。
可夢偉が初めてルマンを勝利をすることに一貴は何かを思ったんでしょうね。
最後はオンボード生配信を観戦していたみんなが可夢偉に向け優勝おめでとうの雨嵐でした。
最後俺は可夢偉に向けて泣けばいいんだよとチャットに書き込みました。
最後降りるときには可夢偉はニコニコの笑顔でした。
相当嬉しかったんでしょうね。
俺も嬉し涙が出ました。
トヨタの育成ドライバ時代から知ってましたから相当嬉しかったです。

今日の朝確認したら小林可夢偉Twitterのトレンドに入っていました。
これは嬉しかったんですがニュースの取り上げ方が残念でした。
最終的に取り上げたのはNHK-BS1BSニュースだけだったんです。
なんか悲しかった。
悔し涙が出ました。
日本の誇りなんだからもっと取り上げてあげても良いんじゃないかと思います。
カーボンニュートラル囚われ過ぎです。

来年以降のTGR抜本的にガソリンエンジンから水素エンジンに切り替えてくるのではと思っています。
水素エンジン+THSを実装したらかなり速くなるんだろうなぁと思っています。
EV化に傾きつつあるヨーロッパを水素エンジンで見返してもらいたいです。
あとお願いしたいのはマツダに水素ロータリエンジンの開発許可してあげてほしいです。
国内最初の水素エンジンはマツダのロータリエンジンなんですからやらせてあげてほしいです。
来年はプジョーが戻ってきます。
それに向けてレーシング水素エンジンの開発を本気でしてもらいたいもんです。

来年のル・マン24時間に期待しているhiro_matsunoでした。

では。